
2025年1月、宇治の中心地「宇治第一ホテル」の1階に「うなぎ和佐」をオープンいたしました。
屋号「和佐」は、本店「京料理 辰巳屋」の基盤を築いた先々代であり、当代の祖母「左 和佐」に由来します。
宇治を愛し、辰巳屋を切り盛りしてきた名物女将であった祖母は、鰻をこよなく愛し、「いつか鰻屋をやってみたい」と語っていました。また、個人の意志で宇治川で毎年『放生会(ほうじょうえ)』を行い、命への感謝とおもてなしの心を体現した人でもありました。
辰巳屋ではもともと鰻を使ったお弁当を提供しており、昭和の時代には「縣祭」で鰻の蒲焼を振る舞っていました。7代目である父が京都市内の鰻専門店で修業を積むなど、鰻との深い縁がございます。
祖母の想いを受け継ぎ、令和の時代にその心を再現すべく『うなぎ和佐』を開店しました。
美味しい鰻を通じて、食べる喜びと幸せを感じていただきたい。この宇治の街で、地域の活性化にも繋がるようなお店を目指し、スタッフ一同心を込めて取り組んでまいります。皆様に愛される店となるよう邁進していきます。
放生会(ほうじょうえ)= 肉食や殺生を戒める儀式です。捕らえた生き物を川や野に放し、日頃私達が生きるために命をいただいている生き物を供養し、感謝を捧げる神事です。
うなぎ和佐 店主(辰巳屋8代目) 左 聡一郎


八代目店主の想い

和佐への想い

店長の想い
料理業界の門を叩いて約10年。
洋食からスタートし、京料理辰巳屋の3番手として日本料理を学んできました。今回、店長に抜擢されて不安な部分もありますが、誠心誠意、おもてなしの心を込めて頑張りたいと思います。
「うなぎ和佐」でのひとときが、お客様の思い出の1ページに残るよう常に向上心を持って、そして、地元の方に愛されるお店作りをしたいと考えております。
うなぎ和佐 店長 中 勇貴

